中学受験 悩み部

通勤時間往復3時間のフルタイムワーママです。 娘の中学受験を通じて、娘の成長と母親である自分の成長、受験テクニックや受験への向き合い方、塾の活用方法や自宅での勉強方法などをブログに綴ることで、今後中学受験に立ち向かう親御さんの役に立てればと思っています。

母親では治せない無駄な習慣

中学受験に向けて、一緒に勉強をはじめて最もイライラしたことは
“無駄な習慣が治らない、治そうとしない”こと。
その習慣というのは小学校でたたきこまれたものなのですが。
例えば、ひっ算をするときに必ず定規を使う、それも几帳面に。
「受験当日は、定規は使わないでどんどん早く計算するんだよ」
と言っても、
「小学校の先生に怒られるから使うの!」
と即座に反論。
 
また、計算をして、途中まちがっていることに気が付いた場合、
その計算メモを必ず消しゴムで消します。
 
「それ、消さなくてもいいから、時間の無駄だから。
消さないで、また、余白に計算してくんだよ」
と言っても、
「間違えたら消しゴムで消さないと、先生に怒られる・・・・」と。
 
計算しだしたら、答えが判明
(例えば余りがなく、割り切れるとわかったと)しても、
最後まで計算式を書くのです。
 
「あまりゼロなんだからゼロまで書かなくてもいいんだよ」と言っても、
「途中の式も先生見るから・・・。」
中には、答えを丸写しする生徒もいることから、小学校の先生は途中の式まできちんと書かれているかを確認しているのだと思います。
だから途中の式まで完璧にしていないといけないのでしょう
 
計算している形跡がなければ、きちんと宿題をしていないと
みなされるため暗算もしていけない、
と言うこともあります。
 
この、受験にとっては無駄な習慣どうしたらなくせるだろうか・・・?
私が指摘しても聴かないし・・・。と悩んでいたのですが
 
個別の受験塾に通いだして数か月。
いつの間にか定規を使わずに筆算し、できる限り暗算もするように・・・。
「定規、使わないの?」と聞くと
「○○先生に、受験当日は定規持っていけないよ、と言われたの」と。
「暗算も、これくらいできるよ」と言われたと。
その一言でたたきこまれてきた習慣が治っちゃたようです!
母親ではない人からの貴重な一言の威力を感じた出来事です。